凍結・積雪で草地としての作業は少なくなりますが、堆肥散布や夜間放牧の継続、そして翌年に向けた計画づくりなど、この時期ならではの仕事があります。
放牧地管理は、年間を通じた計画があってこそ効果を発揮します。そして、その計画を立てるのに最も適しているのが、圃場作業が少なくなる冬(12月〜2月頃)です。
この時期に、その年の記録——掃除刈りの頻度、雑草の発生状況、施肥・石灰・堆肥散布の実績、天候による牧草への影響など——を振り返り、翌年の施肥計画・草地更新(追播)計画・放牧頭数の見直しなどをじっくり検討しましょう。夏のうちに済ませておいた土壌分析の結果があれば、それも計画づくりの重要な材料になります。
「春になったら考える」のではなく、「冬のうちに一年分の見通しを立てておく」ことが、春からの作業をスムーズに進めるコツです。